騙されるな。忙しくて先が見えない中での不思議な達成感。

約10日ぶりの投稿です。
少し前からじわじわと忙しかったのですが…
この10日は、もう、とにかく。
明日やるべきことしか見えないほどに仕事に追われていました。

仕事以外の時間ももちろんありましたが。
自分の考えをまとめたり、書き出すほどの精神的な余裕がまったくありませんでした。

あ、今わたしはこんなことを思っている。
と感じる機会はたくさんあったけど…
それについて深く考え、自分の心を整理する余裕がなく。

ようやく仕事がひと段落し、週末に実家に帰って子供をみながらぼんやりしていたら…
ようやく緊張から解き放たれた気がします。

とくに忙しかった先週1週間。
連日、重要（と位置付けられている）会議やイベントがあって、刻一刻と状況が変化しました。
そのたびにそれに合わせて資料を見直したり。
打ち合わせしたり。
外出したり。
そして深夜まで残業したり。早朝出社したり。

正直、昨日の自分が何をしていたのかすら、まるで遠い昔のように思えるほど、バタバタと慌ただしく過ぎ去った1週間。
そんな中で。
何をしていたのかすら霞んでいるほどなのに…

人がまばらに残るオフィスで仕事をしている自分。
終電を逃しタクシーの後部座席に沈み込む自分。
早朝に幹部より先にと駆けつける自分。

そう。
頑張ってる自分。。。
に、
満足している自分。。。

しかし。
きちんと振り返り、成果は？と見つめ直すと…
大したことはない。
ただ、いつもより何倍も忙しく、やらなきゃいけないことがたくさんあっただけ。
社会に何か大きな影響を与えたわけではないし。
人の役に立つようなことをしたわけではない。

転職活動も一旦ストップ。
というか、転職活動していたことすら遠い昔のように感じる。

。。。
いや。でも。
こんなんじゃなかった。

ただやるべきことをやっていただけで…
でも、私はこんな風に生きていきたいと思えていないから転職活動を始めたはず。

そしてふと思ったのでした。
長時間労働の風土とか、それが当たり前と思っている人とか、こういう感覚が積み重なって作り上げられてるのかなぁと。

“なんか頑張ってる感”
があって、それでみんながイキイキしている“風”みたいな。
（本当に社会の役に立つことを長時間取り組まれている方もたーくさんいらっしゃるとは思いますが。）

長期的な視点でキャリアのこと、人生のこと…
じっくり考える間も無く、毎日をがむしゃらに乗り越えていって…
気づくと定年とか。
そこまでいかないにしても、キャリアのピークを迎えて。
で、振り返ると何が自分に残るか。。。

そんなことをふと思いました。

そして。
この会社でも、このままでも…
モチベーションを維持してやっていけるかもしれない、とちらっと思ったけど。

それはやっぱり幻想だと…
冷静になって思い直しました。

まだ“忙しい感”が拭いきれなくてまとまりがないですが。
自分のキャリアや働く環境を見つめ直したいという気持ちを忘れないように！
忙しくても、やるべきことを、自分の人生で大切なことを見失わないように！

気持ちを持ち直そうと思っているところです。。。