習い事テーマでもう1つ。
→習い事はさせないけど。学びのきっかけは転がっている。[理科編]
率直に言って。
我が家の長女は音楽のセンスがないと思ってきました。
普段耳にする鼻唄だったり。
アニメのオープニングやエンディングに合わせて歌っているところだったり。
そんな日常のなかで。
親バカフィルターを通しても…
音感ないな、音痴だな、と思っていました。
自分で言うのもなんですが。
音楽が得意だった私から見ると。
長女の音程のハズレっぷりは、どうやったらそうなるのか分からないほどです。
多分。
“そこ、音程ちがう。”
とツッコミたくなる鼻唄をよく聴かせてくれるダンナさんの遺伝子が強いのでは…
と思っています。
もちろん、別にだからと言ってなんてことはないのですが。
ダンナさんの良いところを、その分たっぷり持って生まれてきていると信じて。
それは十分に幸せな子だと思うから。
ただ、ただ、事実として。
長女、音楽センスないな〜
って思ってました(笑)
さて。
そんな長女が、年長さんになり。
保育園にてメロディオン(鍵盤ハーモニカ・ピアニカ)の練習が始まりました。
保育園で、別にそんなに高い頻度でやっている感じではなさそうだったけど。
ここから大きな変化が起こりました。
変化その1。
鍵盤を弾くことへの興味が激増!
これまでも鍵盤に触れる機会はたくさんあったのです。
生まれたばかりの頃に出産祝いでもらったこういう本↓
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こういう本はかなり低年齢のときにもらうことが多く。
でも、小さいときはただ音が鳴るだけで十分満足。
そのうち、付いていた楽譜はちぎり取られてボロボロに。
そして電池も切れ始めて変な音に…
長女や長男へと頂いたピアノ本はそんな末路をたどっていました。
しかし。
長女が急にその本で楽譜を見ながら鍵盤を弾く練習を始めたのです。
たまたま末っ子にと頂いた、まだ現役のピアノ本があって。
それを毎日のように広げては、長女はピアノの練習をしていました。
そして。
あっというまに色んな曲が弾けるようになりました。
バースデーソング
かえるのうた
どんぐりころころ
ちょうちょ
さいたさいた
…
こんな初歩中の初歩はもちろん。
スケーターズワルツ、結婚行進曲なども弾けるようになってきたのです。
その集中力。吸収力。
すごいなぁと感心しました。
変化その2。
歌で音程がとれるようになった!
普段耳にする鼻唄や、アニメのオープニング・エンディングに合わせて歌う歌。
どれも音程がとれるようになってきて、きちんと「歌」として聞けるようになりました。
ダンナさんと2人で、ある時。
“なんかあの子最近、歌が上手になったよね”
と言い合うくらい。
こういった変化を感じることで。
なんだ。
長女にも音楽のセンスがあるんだ。
と思うようになりました。
本人も音楽への興味は出てきたようで、自分でピアノ本を開く頻度も多くなりました。
子供向け音楽のイベントに連れて行ったときも。
かなり色々な楽器に興味を示し、楽しんでいました。
だったらピアノを習わせればもっと上達するかもしれない!
と思う人もいるのかもしれないけど・・・
私はやはり今のままで十分だと思っています。
絶対に身につけなければいけない能力であれば、きちんと習わせてもいいかもしれません。
でもピアノや音楽の感性は、我が家にとっては「あったらいい」であって、なくてはならないとまでは思わないからです。
そして。
多くの「なくてはならない」は学校に入れば習うことになります。
だから。
未就学児の今は、何事にも興味を持てればそれで良し。
その興味をもったことを自分でさらに掘り下げられればさらに良し。
これからも無理のない範囲で子どもが接する世界をちょっと広げてあげたり。
興味を示したら、それを深めてあげられるようにちょっと支えてあげたり。
そこらへんに転がっている学びのきっかけを上手に拾っていけるといいのかなぁ・・・なんて思っています。
(今思うと・・・これは「算数編」だったのかな。)
→入学前におもちゃで算数体験。ボーネルンドの“ピエロのびっくりはかり”。