妹が生まれてお兄ちゃんになった子の気持ちを描いている絵本です。
今までは自分のものだったベッドや椅子。
それが妹のものになっていく。
さらに、お父さんやお母さんは何かというと妹をかまってばかり。
最初はかまってほしくてプチ家出を試みるピーターですが、途中で気持ちが切り替わり妹のためにと思えるようになっていく姿が描かれています。
3番目の子が生まれるにあたり、買ってみたこの絵本。
上2人はとくに、お父さんのセリフ「おい、ピーター。赤ちゃんの食堂椅子にペンキ塗るの手伝ってくれないかい?」がお気に入りです。
新しい家族を迎えるにあたってのメッセージとしていいなと思ったのですが、出てくる家族が黒人さんなのもまたいいなと思いました。
普段の生活では会わない色んな人が世界にはいて、自分とは違って見えるかもしれないけど、でも自分たちと同じように生活しているということを、自然に伝えられるのではと思っています。
- 対象:3~5歳
- 所要時間:5分