ちょうど先日、叱り方について書いたばかりですが。
→我が家の子育て 正しい叱り方とは。
昨日、保育園に迎えに行き、保育園の玄関ホールから廊下に向かったら。
背後から、園児を叱っている保育士さんの声が聞こえました。
「うちの子だったりして～」
なんて思いながら、ふと振り返ると・・・
やっぱりうちの子！
。。。我が家の中間子・男の子が保育士さんに叱られている様子。
こんなとき、どうするのが正しいのか？
私の答えは。
すぐに隠れました！（笑）
別に、やましいことは何もないですよ。
でも、ここで私の姿が保育士さんや息子に見えてしまってはいけない！
と咄嗟に思ったのです。
せっかく大切なことを教えてくれているはずの保育士さんも・・・
保護者の私が見えたら、ちょっと気まずく思ってしまうかもしれません。
特に若い保育士さんにしてみれば、年上の保護者はもともと応対しづらいはず。
子どもに伝えたかったことのトーンが、弱くなってしまうことが想像されます。
一方の叱られている息子にとっても・・・
「あ、お母さんだ～」と一気に注意がそれてしまう可能性大。
せっかくの神妙な叱られ場面（＝学ぶ場面）が、浮かれ気分いっぱいでブチ壊しになることは想像に難くないです。
そんなわけで、壁の陰から、こっそりと息子の叱られシーンを見守っていました。
そう。家政婦は見た！のように。。。
なかなかこういう場面に遭遇することはないので、こちらも“どういう風に怒られてるのかな～”なんて気持ちです。
そこで、こんなやりとりがされていました。
先生「○○くん。やっちゃダメって言ったのに、なんでそういうことするの？」
息子「・・・（無言）」
先生「先生、やっちゃダメって言ったよね？」
息子（無言でうなづく）
先生「もうやらないってお約束できるかな？」
息子（無言でうなづく） ※どうやら先生の方を向いていない様子
先生「○○くん。先生のおめめどこにある？」
息子（無言で先生の目を指さす）
先生「ちゃんと先生の目を見て言えるかな？」
息子「（先生の目をきちんと見て）・・・ごめんなさい。」
先生「はいよ。じゃあお部屋に戻ろう！」
真剣に息子と向き合ってくれている先生の顔。
息子が謝ると、ニコッと笑ってくれてまた部屋に招き入れてくれた先生。
そして、うれしそうに部屋に戻る息子の顔。
どちらも横顔しか見えなかったけど、とっても良い保育士さんに見守られながら息子は過ごしているのだなと。
ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
その後、何食わぬ顔で部屋に向かいましたが、特段、先生も息子も何も言わず。
上の子が「さっき○○が怒られてたんだよ～」なんて告げ口をしっかりしてくれました（笑）
私にとっても、子供たちを叱ることは日常茶飯事だけど。
こんな風に優しく、諭すように接することはなかなか難しくて。
つい感情的になったり、忙しさに流されたりして、
「もう知らないよ」「勝手にしなさい」
なんて・・・突き放すような言葉を投げつけちゃったりすることもたくさんあって。
スゴイなぁと感心。
そして、先ほども書いたように。
お仕事だからとは言え。
真剣に子供と向き合ってくれる姿勢に、本当に感謝でいっぱいです。
