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我が家の子育て 正しい叱り方とは。


考える 悩む 子育てときどき見かけるこんなフレーズ。
「こどもを叱るときに言ってはいけないNGワード。」
「叱るらない育児。」
「誉めて○○な子に育てる。」
「○○な子に育てるための5つの方法。」

ついつい興味をそそられて読むけど。。。
本当に“この方法が絶対!”なんてものがあるのだろうかと思ってしまいます。。。

この年末年始も、色々と考えさせられました。
まず、ダンナさんの実家にて。
特に義兄家族の騒がしい子供たちに対する、義兄夫婦の対応を見てイライラしっぱなしだった私たち夫婦。
→合わない義兄の奥さん。イライラそして腹が立つ。

義兄夫婦の対応はこうでした。
騒がしい子供に「あっちへ行っていなさい」と言う。
一見、きちんと注意しているように見えます。

だけど、「あっちへ行っていなさい」と指示した場所で、その子供にポータブルDVDプレーヤーを渡し、DVDを見せておく義兄夫婦。
しかも寒いだろうから…と暖房をつけてあげる。

これって本当に注意になっているのでしょうか。
子供にしてみれば、別の場所で快適に過ごしているだけです。
しかももともとは、その子供が「もうご飯はいらない」と言って騒ぎ出したのですから、本人にしてみればその場にはいたくなかったわけで。
「あっちへ行っていなさい」は“反省していなさい”ではなく、単に“別の場所にいなさい”であって、その子にとっては願ったり叶ったり。
当然、二度とその行為を繰り返すまいという思いにはつながらないのではと思うのです。

基本的に孫に甘ーい義父母は、なんにも言いません。。。
むしろ、そんな義父母に甘えて、色々とやらかし出す我が家の子たちを厳しく叱っている私の方が、ときどき「かわいそうに…」なんて責められます。

それでもやはり迷惑をかけてはいけないことを子供たちには教える必要があると思うので、私たち夫婦はいつも以上に厳しく叱るようにしますが。

一方、私の実家に行くと、私の両親(特に父)が結構厳しいので、少し騒がしくするとすぐにカミナリが落ちます。
騒がしくするだけでなく、ちょっとした壊れやすい飾り物や、テレビのディスプレイにオーディオ機器、その他もろもろ…
子供に触られたくないものがその辺に置いてあり、そういったものを触るだけで怒られます。
ワガママを言ってたり、一度言ったことを守らなかったり。
そんな、子供ならよくあることでも怒られます。
とにかく私ですら、“そんなに怒らなくても”と思うようなことで怒られます(笑)

でも、それが私の実家の価値観であって、わが子たちが滞在することで迷惑をかけるのだからと思い、ここでも私たち夫婦は自宅にいるとき以上に叱るようにしています。

子供たちにしてみれば、自宅では怒られないのに、なんでここでは怒られるの?と思うかもしれません。
でも、自宅には自宅のルールがあるけど、外には外のルールがあって、周囲に迷惑をかけるのはいけないという考えからです。

さて、何が一体正しいのでしょうか。
どの対応(叱り方・接し方)が正解なのでしょうか。

分かりません。。。

そもそも、私たち夫婦は、長女をもうけてから叱るポリシーをこう決めました。

健康・安全に反すること・周りに迷惑をかけることについては厳しく叱る。
それ以外は、なるべく叱らない。

そのために自宅はこどもが触ってケガするようなものや、触られて困るようなものは基本的に排除。
こちらとしてもなるべく叱らなくていいように環境作りをしようと努めています。
もちろんそうは言っても、例えば階下への音などはなかなか防止策が講じにくいですが。

ただ、こういったことは自宅だからできるのであり、帰省の時はそこの環境を受け入れるしかない。
すると自然と普段よりは叱ることが増えてしまうのですが…
そんな中で我が家の基本方針に沿って対応すると、
ダンナさんの実家では「厳しすぎる」。
私の実家では「甘すぎる」。
とはいえ、実家のどちらかの対応をマネするのが正解…とも思えない私達。

子育てって難しいなと痛感します。
特に「叱る」というネガティブな行為は難しい。

これからも悩みながら…
でも自分たちの信じる方法で対応していくしかないのかと思いますが…
そう思うと、義兄夫婦もそういう考えでのアノ対応なのかなと思ったりして…
(だからと言って許せるわけでもないけど笑)

考えさせられる年末年始でした。



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