先日、一番上の子が5歳になり、誕生日プレゼントに自転車を贈りました。
そもそも、我が家では自転車のニーズがなかったのですが、ふと、我が子達はこのまま自転車に乗る機会がないと、乗れないまま大人になってしまうのではないか?と思ったのでした。
正直なところ、田舎育ちの私には、将来的な自転車ニーズは想像できません。
車も運転できる大人になってから東京に住み始めたので、普段の移動手段は徒歩・車・公共交通機関のみ。
東京の小中高生の生活もよく分からないので、学生生活で自転車に乗ることがあるのかもわからない。。。
ただ、乗れて損はないということと、やるなら小さいうちに練習しておかないと大変だろうと、そんな気持ちで自転車を贈ることにしました。
なお、これまでに一番上の子の同級生が自転車(補助輪なし)でビュンビュン走っているのは見かけたことがあったので、この年頃はもう乗れて当たり前なのかしら?と、少し不安に思うところもありました。
ちなみに購入したのはこちら。
a.n.design worksの自転車です。
街中で見かける自転車の中で、これが一番シンプルでデザインが気に入りました。
誕生日まで時間がなかったのでネットでぽちっと購入。。。
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さて、誕生日の翌週末。
初めての自転車に挑戦です。
もちろん補助輪付き。
補助輪があるので安定してるし、あとはただペダルをこぐだけ。
どんどん走って行っちゃうんだろうなぁ〜なんて気持ちで見守っていたら
全然前に進まない。
そう。自然とペダルが動く、軽く踏めばよいとこまでは動くのですが、最後にグイッと踏み込むことができないのです。
びっくり。
上の子は同級生のなかでも体格はよい方なので、力がないわけではありません。
ただ、力の入れ方がわからないのです。
なるほど…
やむなく三輪車を持ち出してきて、ペダルがどう動くのかをおさらいしてみました。
するとなんとなくコツがつかめた様子。
ようやくそろそろと前に進むことができました。
ホッとしたのもつかの間。
次にぶつかった壁は
曲がれない。
私たち大人はハンドルを握れば、自転車のスピードとカーブの角度に合わせてハンドルを適当に動かしているのですが、初めての子供にはそれがわからないんですね。
曲がろうして、ハンドルを直角にグイッと曲げては転ぶを繰り返す我が子を見守りながら、たかだか補助輪付き自転車に乗るのも大変なんだなと実感しました。
そんなわけで、とりあえずまっすぐ走ることだけはなんとかできるようになった練習1日目。
川沿いの土手を自転車に乗りながら、数キロ先のスーパーまで行く気で、おやつまで持たせていましたが、自宅近くの広場をうろうろして終わりました。
とはいえ、子ども本人はいたって満足気。
自転車に乗れたと大喜びでした。
補助輪がとれるのはいつになることやら。。。
でも、子どもの満足そうな顔を見て、なんだか幸せだなとしみじみ感じたひとときでした。