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仕事ができる人・できない人の分かれ道。


チーム ビジネス ワーキングマザーの本音日記 ブログ先日、見た目年齢について思うところを書きました。
→見た目年齢のバロメーター。

その中のこのくだり。

以前、ヘアサロンに行ったところ。
案内された椅子の前には、ずらっと雑誌が用意されていて。
何気なく手に取り、読み始めると…
なんとなく違和感。。。

(中略)

これ、50代向けの雑誌!!

普段は無口に過ごす私もついつい。
髪の毛をカットしてくれていた方に尋ねました。
「雑誌を置くのはどなたの仕事なんですか?」
「アシスタントです」

実はこれには少し続きがあります。
 
 
 
「雑誌を置くのはどなたの仕事なんですか?」

この言葉を発する前。
どうしたら
「私はこの雑誌の対象年齢ではない」
且つ、
「こちらの受け取り方ももう少し慮ってほしいな」
と伝えられるか?と考えました。

私、50代じゃないですよ!
私、50代に見えます?
雑誌を変えていただけますか?
この雑誌は趣味に合いません!

色々と言い方は思い浮かびましたが。

文句を言いたいわけではない。
相手に嫌な思いをさせたいわけでもない。
相手が気づいて、雑誌を変えようと自発的に思ってくれないかなぁと思ったわけです。
 
 
で、出てきた言葉が
「雑誌を置くのはどなたの仕事なんですか?」
でした。

実はこの質問。
私はこの日、2回しています。

1人目は、シャンプーをしてくれた若手の方。
「アシスタントです」
と教えてくれたのみでした。

もう1人は、その日、私のカットを担当してくれた方。
同じく、「アシスタントです」
と教えてくれたわけですが。

そのあと、私の目の前の雑誌に目をやり。
「失礼しました」と言って、置いてあった雑誌をサッと取り替えてくれたのでした。
それはあっという間で、自然な動作でした。

シャンプーをしてくれた若手の方も、誘導する前後に鏡の前に立ったのですが、同じことは起こりませんでした。

アシスタントの仕事だと教えてくれた人と、その後に雑誌まで変えてくれた人との違いは。

私の質問の意図を汲み取ろうとしたか、否か。

言わずもがな。
質問の意図を汲み取ろうとした方が、雑誌を交換することで、私のニーズに応えてくれた方です。
 
 
 
まぁ、人によっては。
そんなのはっきり言えばいいんだよ、と思う方もいると思いますが。

クレームをつけたいわけじゃないのだけど、次回のために黙っていない方がいいかも、とか。
数ヶ月に一度しか会わないからまぁいいとは思うけど、このヘアサロンにいる間はずっと気になっちゃうな、とか。
ヘアサロンさんと私の関係性の中で、私も色々考えた末のことだったとご理解ください。
 
 
 
さて、話を戻すと。

相手の真意を理解する。

これは仕事をする中でとっても重要だなと、改めて思ったのでした。

会社の人々と一緒に仕事をする中でも、こういう風に思うことは日々あって。
制度やシステム設計をするときなどは、そういう細かいことも含めて要件定義をするわけですが。
日常のコミュニケーションでは、すべてが言語化されるわけではありません。
ビジネスシーンの様々な対応が合理化されていっても、人とのコミュニケーションで成り立つ部分は多く残ります。

そういう中で、

「仕事のできる人」「仕事のできない人」

というのは。
こういう小さなことで差がつくのだと思います。

人事評価の定義がデジタルになっていっても。
おそらくこういうウェットな部分は残るんだろうなぁとも思ったのでした。
 
 
ちなみに私の質問の意図を汲み、雑誌を交換してくれたその方。
インカムで色々な人に指示を出していたので、店内ではそれなりのポジションにいるのではと思われました。

さて、私は出来ているだろうか。
胸に手を当て。
明日の自分への学びにしたいと思います。

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