退職の意思を伝えた直属の上司から“休み中にもう一度考え直してほしい”と言われて連休を迎えた私…
→退職交渉で引き止められる。
→退職を引き止められて。。。
→転職&退職ってまるで恋愛みたい。
連休中は実家で子供たちと過ごし。
父と子育ての考えでぶつかったりもして、他にも色々考えることはあったわけですが…
→子どものしつけで実父とバトル。
→続編
→完結編
頭の片隅にはちゃんと上司の言葉は残っていて。
考えるというか…
決意の再点検をしていました。
もちろん心は変わらず。
退職して新しい会社に転職する
この気持ちのまま、連休明けを迎えました。
後ろ髪をひかれる想いがまったくないとは言い切れません。
楽しかった思い出もたくさんあるし。
お世話になった方もたくさんいるし。
でも。
これまでの良かったことも、悪かったことも、全部含めて出した結論。
これからのことをよくよく考えて。
自分にとっても家族にとってもベストと思えた道。
だから。
目の上のタンコブだった直属上司が異動するかも?!
なんて突然、急浮上してきたけど、そんなことは関係なく。
私は私の決めた道をこのまま進むことにしました。
そして連休明け。
出社早々、直属上司に時間をもらい、会議室で決意を伝えました。
手元には退職届も用意し、臨みました。
直属上司は、“分かった。”と。
意外にあっさりと受け止めてくれました。
その上、連休前の打ち合わせの際には、理由を、聞かれてかなりネガティブなことばかり言うことになってしまった私ですが…
直属上司は、退職日までの仕事のことなどと合わせて。
退職理由も、いろいろなことがあるとは思うけど…
退職が分かってからも、周りの人とシコリが残らないような理由をその中から選んで言った方がいい。
などとアドバイスをしてくれました。
例えば、確かに会社の色んな部分が不満だったとして。
でも決めるにあたっては仕事と家庭の両立なんかも当然考えたわけで。
残る側は、自分たちの環境を悪く言われるのはあまり快いものではないと。
だから、嘘にならない範囲で、周りの反感を買うようなことはなるべく言わない方がスッキリ退職できるということです。
そんなことまで考えてくれた直属上司。
意地悪なことを考えれば…
彼の悪い部分が晒け出されるのを隠したいとも取れなくはないですが…
でも、彼の意見は一理あると思うし。
ありがたいなと思いました。
直属上司との打ち合わせ後。
所属部署のマネージャーに退職届を渡して。
これで退職交渉が終了。
これでもう今の会社とはサヨナラの準備が整いました。
あとは淡々と引き継ぎの準備をするのみ。
気持ちもスッキリして。
いろんなわだかまりも、嫌な思い出も、みーんな。
良い思い出にスーッと変わっていくような、そんな感覚がしました。
会社にいるけど、まるで私だけ俯瞰して眺めている感じ。
もうスッキリしたので。
残された期間はお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えて、あとは去るのみとなりました。
退職ってこんな気持ちになるんだな、というのも。
自分にとっては一つの貴重な経験だなと思いました。