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子どものしつけで実父とバトル。


保護者 態度 悪い連休中、ダンナさんは仕事があったので、私だけで子ども3人を引き連れて実家に帰省しました。
そして、実父とバトルしたまま帰宅することとなりました。。。
なんだか最近、帰省するたびに色々考えさせられています。。。
→我が家の子育て 正しい叱り方とは。

さて。
実父は結構厳しい人で。
私自身も昔はたくさん叱られた記憶があります。
友人と話していると、ちょっと他の家よりは厳しいのかな?と感じていたし。
今だったら笑えるけど…高校生までは結構激しいしつけをたくさん受けてきました。

もともと実父は子どもはそんなに好きではないので。
私が小さい頃も、ちょっと姉と口喧嘩を始めたりして、ワーワーなると。
外に出て行ってやれ!
と怒鳴られたし。

子供なんだからしょうがないじゃん?
みたいなことでも、結構ピシャリと怒られたし。

確か、家族旅行で温泉旅館に泊まりに行って。
慣れない布団で寝つけない私が、何度も寝返りを打っていると。
布団がガサゴソうるさかったのか?
うるさい!外に行け!
とか言われたこともあったなぁ。

なんか、こう思い出してみると。
子供が好きではないと言うより。

自分の環境を壊されたくないし、それが子供であっても容赦しない。

っていう感じに近いのかなと思ったりしましたが…

まぁ、そんな実父なので。
私は実家に帰っても、父がいる日の日中は、なるべく外に子どもたちを連れ出すようにしていました。
家の中にいれば私はラク。
だけど、父のストレスになると思っているからです。

だからこの連休もそうしていました。
父と子どもたちが接するのは、朝起きてから10時頃までと、夕方から就寝まで。
濃厚接触(笑)するのは夕食時のみ。
(朝は父が早くて、子どもたちが起きてくる頃には朝食が終わっている…)

しかし。
そのときはやってきました。

きっかけは真ん中の子。
長男・3歳。

お風呂上がり、牛乳が飲みたいと言ったのでコップに注いであげました。
でもふざけていて大量に溢しました。
私が「もうあげない」と言い、息子はしょぼんとしました。
まぁ、ここまではよくあることです。

溢した牛乳を拭いて、ふきんを片付けている間。
息子を可哀想に思った母が、もう一度牛乳をあげてしまい。
リビングに戻ると、なんの反省もない(ように見える)息子を見た私は、母に「あげないでよ」と言い、息子から牛乳のコップを取り上げました。
すると息子は大声で泣き叫び始めました。
そして、片付ける私の後を追って、キッチンまでやってきました。

するとその大声が癪にさわったのでしょう。
勝手口から外に行こうとしていた父が、息子にむかって。
“そんなに泣いてると外に追い出すぞ”的な脅し文句を怖い声で言いました。

それを聞いた瞬間。
もともとイライラしていた私に、スイッチが入りました。

そもそも。
私は姉との2人姉妹で。
姉の子どもは女の子2人。
うちは女の子2人と、男の子1人。
だから、実家にとって男の子は珍しい存在ではあるのですが。

私は以前から、父が長男に対してはとりわけ厳しい態度をとることに違和感を感じていました。

同じことをしても女の子は怒られないのに、息子は怒られる。

ある時、
“男はこれくらい叱らなきゃいけねぇんだ!”
と言われたこともありました。

でも。
私達夫婦も十分に叱っているし。
さほど甘やかしているわけではありません。

ましてや3歳。
まだ簡単には自制がきかない年齢です。
義兄の息子達や、保育園の同級生に比べたら、まだまだマシな部類に入る息子なのに。。。

なんでこんなにも息子ばかりキツく当たられなくてはいけないのか?

とあまり快く思っていませんでした。

それに。
叱るのは親の役目。

おじいちゃん・おばあちゃんにはもう少し甘えたり、逃げ場になってほしい。

なんて思っていたわけです。

なのに、追い打ちをかける父。

。。。で、スイッチが入った私は。
「やめてよ、お父さん!お父さんがそんなこと言わなくたっていいでしょ?!」と反抗し。
父は「だったら泣かせるなっ!」と怒鳴り。
私は「そんなことお父さんに言われる筋合いはないっ!」と言い返し。
父はバタンっと外に出て行きました。。。

いい歳して親子ゲンカです。。。

そしてそして。
その後また勃発したのです。

夕食の時間を迎えて、みんなで「いただきます」のために食卓を囲み待っている間。
姉の子たちもいて、待ちきれなくてダラけそうになっているところに、父の一言。
「手は膝にピシッとしなさい」

で、姉の子たちと、うちの長女はピシッとしたのですが…
長男はピシッと一瞬したものの、すぐに斜めを向いて「えへへ」なんて笑ってます。。。

さっきのこともあったので、私も。
「ほら、ピシッとしなさい。」と言いかけたら…

息子の横に座っていた父が、息子の顔面をわし摑みにして怒鳴りました。

その瞬間。
私は反射的に立ち上がり、父から息子を引き離しました。
呆然としている息子が視界に入ったことは覚えています。

私は言いました。
「今、この子が誰かに暴力ふるったりした?そんなに迷惑かけた?
他の子ども達が同じことやっても怒らないのに、なんでこの子だけ怒るのよ!
それに叱るのは構わないけど、手を出すことないでしょ!」

父はなんかブツブツ言ってましたが…
もう、その場は険悪ムード一色でした…

息子はキョトン。
「なんでおじいちゃん、叩いたの?
なんでお母さん、おじいちゃんを怒ったの?」
と聞いてきます…

私は…
「おじいちゃんもお母さんも、あなたのことを大切に思っているから、お互い怒っちゃったの。」と。
なんともよく分からない説明しか出来ませんでした。

その後、夕食は普通に終わりましたが…
驚くのは、その後の息子の態度です。

あんな目に遭ったにもかかわらず。
無邪気に。むしろ、いつも以上に。
「ねぇねぇおじいちゃん♪」
「おじいちゃん大好きー」
なんてすり寄っていく息子。

私はなんだかよく分からなくなりました。

(つづく)



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