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4人目がほしい気持ち。金を残して死ぬ者は下…


働くお母さんの本音日記 ワーキングマザー 育児日記週末、久しぶりに泊りがけの研修に参加しました。
子どもを授かって以降、家のこともあるので極力、宿泊を要するイベントは避けるようにしていました。
プログラムとして組まれていても、懇親会まで出てから一回帰宅し、早朝からまた参加するなどしてきました。

今回は夜まで懇親&グループディスカッションが組まれていたり、自宅からはかなり遠方での開催でもあり。
また、子どもたちもだいぶ大きくなってきたので。
(とはいえ、まだ小1、年中、1歳児クラスですがw)
ダンナさんも快諾で、行ってきました。

さて、その研修。
ビジネス関連の講義でしたが、すごく心に突き刺さった言葉がありました。

「金を残して死ぬ者は下。仕事を残して死ぬ者は中。人を残して死ぬ者は上。」

講師の先生が、話の流れの中で引用していた言葉です。
講義の本論ではなかったのですが、これが私には1番グッときました。

後藤 新平という人の言葉だそうです。
研修からの帰宅後にネット検索して知りました。
この方、医師・大学の学長・政治家などの経歴があるみたいで、私が惹かれた言葉は、彼が晩年に残した言葉だそう。

格言の中に出てくる「仕事」は「名声」などにも読み替えられています。

似た感じで、

「財を残すは下、業を残すは中、人を残すは上」

とか。

下=三流、中=二流、上=一流
となっているものもあります。

いずれにせよ。
基本的にビジネス観点で発せられたもののようですが…

私の人生観とまさに同じ。

と、心に響いたのでした。

普通に言われている言葉なのかもしれませんが、30+α年の私の人生の中で、初めて耳にしました。
もしくは、耳にしていたけどそういう想いがなかったから、記憶に残らなかったのかもしれません。

私がこういう人生観をもったのは子どもが出来てから。
第一子ではなく、第二子を宿した頃からでしょうか。

もちろん。
日々の仕事をする中では。
子どもたちを育てるためにもお金が必要、出来るだけたくさん欲しい。
会社内で周りの人に認められたい、キャリアアップしたい。
そんな気持ちがないとは言いません。

時には、焦りや不安が先行して、そういう気持ちが物事を考えるときの軸になってしまうこともあります。

でも。
冷静になって「私は結局何が大切なの?」と考えると。

これまで望んだとおりに妊娠し、無事に健康な子供を出産することができる、本当に幸せで恵まれた能力をもらった私。

その私が人生で成し遂げたい、そして成し遂げるべきことは。
生命を産み出し、育むこと。

この考えに戻ってくるのです。

子どもたちを幸せに育てるために頑張って働く。
でも、その仕事が社会を良くしたり、他の人を幸せにできるならなお良し。
そして、その仕事の中で、楽しく、やりがいをもてたり、成長できるならなお良し。
お金やキャリアはゴールではないのですよね。

そして。
私が死ぬときは、財産があればもちろん良いのでしょうが。
お金を残すよりも、社会を担う子どもたちを残すことがまず何よりも大切かな、とそんな考えでいます。

前にも書いたことがありますが。
→4人目がほしい気持ち。夫とすれ違う心。
→4人目がほしい気持ち。夫の心境変化。私の今の気持ち。

前の記事を書いているときは、うまく表現できませんでしたが。
ようやく実感しました。
「これが私の人生観・信念になっている」と。

もちろん。
これはあくまでも自分のことを考えたときにどうか?という話であって。
誰かの人生を一流だ、二流だ、と言いたいわけでもなく。
ましてや、お子さんを望めない方々に対してどーのこーの言いたいわけでもなく。

ただ私の置かれている状況と、これからの人生を思ってのことですので、どうか誤解のないように。

もう一度書きます。

「金を残して死ぬ者は下。仕事を残して死ぬ者は中。人を残して死ぬ者は上。」

そんな想いを持ちながら。
経済面などで将来への多少の不安を感じることはありながらも。
もうそろそろ4人目を授かれるといいなぁと心の準備を始めている今日この頃です。



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