母の日。
毎年やってくるこのイベント。
私は実母と義母に毎年お花を贈るのが、このところの定型になっていました。
最初の頃は色々と悩んでお菓子とかも贈っていたのですけどね。
ここ数年はずっと同じようにお花を贈っています。
2人ともお花好きだし。
私も好き。
自分で買って活けているけど、プレゼントされて飾るのはまた、喜びが違うものです。
(と私は思っている。)
さて。
子供も生まれ、長子は8歳。
つまり、私もお母さん歴8年を迎えております。
これまでの母の日には。
保育園での製作物をたくさんプレゼントとしてもらってきました。
さて、先月くらいから。
何やら長女とダンナさんがコソコソ話をしていて。
なんだか気になるなぁと思いつつ…
あとでダンナさんに聞こう!と思って、忙しさにかまけてそのまま忘れるの繰り返しだったのですが(苦笑)
そのうち、なんとなく。
(ははぁーん。どうやら母の日のサプライズっぽいぞ。)
と気付いてきたのでした。
日曜日は友達をお家に呼んでいい?
お父さんがいるから、お母さんは下2人と出掛けてきて!
(っていうか絶対家にいないで!)
と言う娘。
こんなことを言われて怪しまない母親はいないと思いますが。
そこまで不粋でもないので。
ふーん、わかったよ。
と知らぬフリ。
日曜日の前日にはお菓子作りの材料らしきものが、たんまりとキッチンにあり。
もはや、気付くな!と言われる方がしんどいのですが…
見えないフリ。。。
そして本当に、日曜日の午後には。
日差しの強い外へと、ちびっ子2人とともに追い出されたのでした…
さて。
なんやかんやで夜を迎え、気持ちもほっこりしていたところ。
ルンルンしながらやってくる長女。
とうとう来たか!と構える私。
「お母さんっ!いつもありがとう!」
渡された袋。
ここに入っているものは分かっている。
袋を開けて。
中を覗いて。
何をもらうのか。
全部ぜんぶ、分かっていた。
なのに。
すっごくうれしくて。
娘の「お母さんのために!」という想い。
あれこれ考えてくれたんだろうな。
お菓子作りもとっても楽しかったんだろうな。
娘の温かい気持ちがぎゅっと詰まってそこにあるみたいで。
なんだかとってもうれしくて。
胸がきゅーっとなりました。