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発達障害?!“育てづらさ”との狭間で揺れる気持ち。


子育て 働く お母さん 本音 ワーキングマザー 共働き我が家の中間子、男児がこの春小学校に入学しました。
これまでも何度か話題にしてまいりましたが、少し彼のことをまとめてみたいと思います。

◼︎これまでの彼

→子どものしつけで実父とバトル。
→ 〃 続編
→ 〃 完結編
→チュウはかっこ悪いんだよ…もうすぐ4歳男子。
→4歳・真ん中の男の子。見えないものが見える…
→長男・5歳。やや育てにくいが可愛さ抜群!
 
我が家の真ん中の子として生まれてきた男の子。
とっても人懐っこくて可愛らしい子ですが。

注意しても上の空。
ちょっと目を離した隙にどこかへ行ってしまう。
考えるより先に体が動く。
集団行動は苦手。
お友達と仲良く出来ないこともしばしば。

これまで保育園から何回か。
発達障害の確認をやんわりと促されてきました。
が、私たち夫婦なりの考えで、何もしてきませんでした。
→長男・5歳。やや育てにくいが可愛さ抜群!
 
 

◼︎突然やってきた検査

ところが年長さんの夏頃、保育園から。
「彼のために手が掛かっている。
ヘルプの先生や、園長先生が入るなどでサポートしているが人手が足りない。
区に保育士を増やす申請をするために、区内のとある施設に一緒に行ってくれないか。」

という趣旨の依頼をされたのでした。
(実際こんなにストレートな話ぶりではないです)

我が家のせいで保育園に迷惑をかけているのだと思った私たちは。
迷うことなく、保育園からの依頼を了承。
息子を連れて、保育園の先生と区内の施設を訪問したのでした。

まず白衣を着た先生との面談からスタート。
面談の部屋を入りすぐ、息子は制止を振り切って、先生の机にあるおもちゃを弄り始めました。
先生から挨拶をされて、ようやく挨拶を返す始末。
その後、ちょっとした質疑応答がありました。

最後にその場で白衣の先生から言われたことは。
落ち着きのなさ。
自分の興味がないことには興味関心がまったく注がれないこと。
など、いわゆる「いい子」とは反対方向にある指摘でした。

また、私に対して白衣の先生から「なぜ今日ここに来たのか?」との問いがあり。
あれ?!
なんでそんなこと聞かれるんだろ?
と思いつつ、正直に「ここに来ることで保育士さんを増やせると聞いたので…」なんて答えたのでした。

さて、これだけでは終わらず。
面談の次は、別の部屋へ。
そこでは優しそうな女性が、息子に色々な道具を見せながら。
「これはできる?やってみてごらん。
これはどうなってる?」
などと、遊びのようでいて、テストのようなことを始めました。

行動などの発達度合いを見られているのだ!と素人の私にも分かり。
さっきの面談で、ここに来た理由を問われたこともようやく合点がいきました。

クイズをやっているかのような無邪気な息子を見守りながら。
私はようやく自分が置かれた状況を理解しました。

私は、息子の発達状況を確認するつもりは、この時もまだありませんでした。
保育園の保育士さんを増やす申請のための、口添え程度の立ち位置で来たつもりでした。

でも、そこで待っていたのは。
息子の発達度合いを確認するという。
これまでずっと。
私たち夫婦が拒否してきたことでした。
私は「保育園に騙された」と感じました。。。

保育園側もそんなつもりはなかったのだと信じていますが。
そのときは、思いもよらぬ状況への困惑などからそんな気持ちになりました。

◼︎息子は発達障害なのか?

この夏の日の結果は、卒園まであと3ヶ月をきった冬になって、ようやく保育園の先生より伝えられたのでした。

指摘をされたいくつかのこと。
思い当たる節はとてもありました。
保育園の先生からは、小学校入学に向け、区の支援施設に通うことを勧められました。

でも。
明確に息子は「発達障害」だとは言われず。
あくまでも。
「就学準備として勧める」と言われるのみ。

私は何だかスッキリせず。
保育園の先生が勧めてくる話に抵抗感しか持てませんでした。

今思えば。
息子の行動に「〇〇障害」とラベルをされた方が原因や対処法が特定しやすく、スッキリしたのでしょう。
それを望んでいるわけではないけど、白黒はっきりを好む私はそっちの方がスッキリ出来ただろうと思います。

また、抵抗感しか持てなかったことは。
息子の行動を「直す」必要がある。
すなわち今の状態は「普通ではない」というメッセージに。
息子を否定されている気がして、嫌だったのだと思います。

◼︎小学校に入学

そんなこんなでしたが…
あっという間に小学校入学を迎えました。
4月下旬にあった個人面談にて、担任の先生から聞く限り、授業もきちんと受けている様子。
家でも宿題をやるし、翌日の学校へ行く準備も一人で出来るようになりました。

学童保育では宿題をやらずにいたり。
ひらがなのプリントの字はガタガタだったり。
いまだに鏡文字を書くことがあったり。

他人と比べたら上手くできないことは多いと思うのだけど。
本人には「出来ていない」感覚はない様子で。
だったらこのまま自分に自信を持っていてほしいと願うばかり。

だって息子には息子なりの良いところがいっぱいあるから。

私たち夫婦は彼の優しさ、好奇心、集中力、独創性、などなど。
彼が彼であることを愛しています。

叱ることも多いのだけど…
やっぱりとっても愛しているのです。

これからも、彼の魅力を信じ、応援していきたいと思います。



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