sponsored link

(しめくくり)最高裁判断「夫婦別姓」議論で思うこと。


1_trouble_revさて、夫婦別姓議論からこんなに書くことになるとは・・・というか自分が思っていることがあるとは・・・
夫婦別姓に関する最高裁判断で思ったこと結婚する前の私のモヤモヤ実家の跡を継ぐ問題について書いてきたわけですが、そろそろしめくくりです。

実家の跡を継ぐ問題については、私とダンナさんの結論は「子供次第」となり、当面はなんともできない問題となり、その上、生まれた3人目は女の子・・・
さらに私の悩みは深まりました。。。

で、もう一度両親、特に母の想いを聞いてみたのです。
話を聞いて冷静に分類してみると、「家を継いでほしい」という母の願いは、大きく2つに整理できることが分かりました。

  • 先祖代々のお墓を引き継いでいきたい
  • 姓を残したい

これを受けて私が出した結論は次のとおりです。

先祖代々のお墓を引き継いでいきたい
これは姓が同じでなくても解決できる問題。
姉と協力し、お互いの子供たちにも伝えて対応していこうと思う。

姓を残したい
これはすでにダンナさんと話し合った内容どおりで、すぐには解決できない問題。。。

さて、これに関して、さらにダンナさんから言われた言葉があります。

「もしさ、仮に男の子が生まれて、キミの実家に養子縁組したとするでしょ?
でも、その子が一生独身だったらどうするの?」

。。。

返す言葉がありません。
ダンナさんの言うことは、すごくシンプルで・・・でも自分がまったく考えてもいなかったことでした。

彼が言いたいことは、結局、私がどんなにこの件に関して手を尽くし、両親の願いをかなえたとしても、将来ずっと保障することはできないということです。
おそらく昔はできたのでしょう。
「家」という概念を大事にして、それを守ることが“絶対”の世界では、こんなことが起こりえないはずです。
でも、そうではなくなってきた今(というか少なくとも私の周り)では、一旦頑張って「家」を守っても、将来ずっと守り続ける保障はないということなのです。

そして、ようやく私自身も冷静になり、この問題に結論を出しました。

「○○家という姓を私は守ることはできないと思っている」

これを真剣に両親に伝え、何もできないことを謝りました。
謝ってもどうしようもないことですが、たくさんの私の願いを叶えてきてくれた両親に対して、その両親の願いは叶えてあげられない私・・・謝ることしかできなかったという感じです。
両親はこれまでと同じように気に留める風でもなく、笑っていました。。。
 
 
本題の「夫婦別姓」議論に戻りますが、夫婦同姓を義務付けているという現状に対し、私自身は不利益があると実感したことはなかったつもりでしたが、色々と考えてみると、こうやって自分も影響を受けていることに気づきました。
結婚のときや、両親との会話の中で感じてきたことは、これまではそれぞれ固有の問題というように感じていましたが、今となってみれば、そもそもは「夫婦同姓」というルールの中で、私自身が夫の姓になったことから始まっているわけです。

単に配偶者と「姓」を同じくすべきか否か・・・ではなく、根本的には「家」という制度につながっていて、もっと派生すれば相続などにも影響を及ぼしてくるわけです。

仮に私が最高裁の“合憲”判断を聞いて最初に感じた、「夫婦別姓」も選択肢として取り得ることができるようになればいいのに・・・が叶ったとすれば、私が抱えた悩みは解決されるのでしょうか。
少なくとも、結婚するときに感じた、自然と夫の姓になることへの違和感はなくなるかもしれません。
また、実家の跡を継ぐ問題に関しても、「夫婦別姓」というのが定着すれば、そもそも、両親のように「姓を残したい」という考え方すら生まれないのかもしれません。

さて、「合憲」という結果のみが独り歩きしているような感じが若干ありますが、「夫婦別姓については国会で論じられるべき」ということもあわせて判断されているので、今後の展開に注目したいなと思います。

ベルメゾンネット

Leave a Reply

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください