もうすでに転職先での日々を過ごし始めておりますが、振り返りを記録したいと思います。
退職交渉が終わってからは、淡々と引継ぎを進めるのみの日々。
相変わらず、寂しいとか、名残惜しいとか、そんな感情は微塵も湧いてきませんでした。
3年という短い在籍期間のせいだろうか。
それとも、単にこの会社が心から好きにはなれなかったのだろうか。
前回の退職前は結構心が揺れたのに。
→退職を引き止められて。。。
→転職&退職ってまるで恋愛みたい。
自分ごとながら薄情にも思える自身の心境に、何故だろうと不思議になりました。
今回の職場の方が、個人的に親しくなった人が多いのですけどね。
彼ら/彼女らと一緒に仕事が出来なくなることは寂しいのですが。
「仕事」プラスその周辺の人間関係で考えると、かなりあっさりした気持ちしか湧いてこないのです。
そんななか。
退職まで1ヶ月は色々と面白いことがありました。
例えば。
あと1ヶ月で退職するっていうのに、上司から中長期的な戦略・計画に関する業務をアサインされたりして。
え?!って感じなんですけど、担当できる人がいないから…
ということで命じられてしまったので、まぁその仕事をやるわけですよね。
でもすごく変な感情になるわけです。
やっていて楽しいのですよ。
企画していることが実現する頃には私はいません。
だからと言って適当にはやれませんから、真剣に考えるわけです。
そしていつの間にか没頭していて。そしてハッと思うのです。
あれ?私、退職しようとしてるんだっけ?
もちろん、退職を止めようとは思わないですが。
退職する自分が、退職する会社の未来を描いてるという状況に。
笑えてきます。
変な感じ、と思いながら過ごす日々でした。
また、突然上司から次期体制について暴露、相談されるなんてこともありました。
私が退職予定者だから、秘密の話も気安く話せると思ったのでしょうか…
聞けば聞くほど、まったく魅力的に思えない構想で。
心からこの組織に残らずに良かったと思わされました(笑)
そんなこんなもありながら。
あっという間にやってきた最後の日。退職日。
挨拶まわりをしていたら、なぜか突然込み上げるものが溢れてきました。
「色々と大変な中お世話になってありがとう」とか労いの言葉をかけてくださる方もいて。
退職を知っていた方の中には、私のためにプチギフトを用意してくださった方もいたり。
挨拶のためにわざわざ席に来てくださる方とかも。
こんな私でも。たった3年間でも。
何か築けたのだと、胸の奥が熱くなりました。
色々あったけど。
貴重な3年間だったと改めて思ったのでした。
ちなみに。
退職の挨拶まわりではお菓子を配るのが一般的ですよね。
お菓子を配るというより。
声をかけるきっかけとしてお菓子を持参するということのようですが。
私も何にしようかなと悩みまして。
私が候補に挙げたのはこの辺りでした。
退職挨拶のお菓子候補1:
福砂屋のキューブカステラ
|
|
カラフルなパッケージが可愛らしいのと。
食べやすい一口のカステラ。当然おいしい。
そして折り畳まれたフォークが出てくるとことか。
かなり秀逸。
あらたまったシーンでの配り系のお菓子の代表格と思っています。
退職挨拶のお菓子候補2:
ユーハイムのバウムクーヘン
|
バウムクーヘンって結婚式の引菓子でも使われるように。
この年輪模様が退職シーンでもフィットすると思うのです。
私の場合3年だけど(笑)
色々なバウムクーヘンがありますが。
老舗中の老舗、ユーハイムはオーソドックスに美味しい。
退職挨拶のお菓子候補3:
ゴディバのクッキー
|
1枚のボリューム感は若干さびしさがありますが。
そこはゴディバというブランドに頼るという(笑)
沢山お渡しする相手がいるときはコスパ的にも良いかと。
退職挨拶のお菓子候補4:
ハッピーターン詰め合わせ
遊び心強めですが。
ハッピーがリターンするというネーミングからシーンには適してるのではと候補入り。
退職挨拶のお菓子候補5:
ラ・テール洋菓子店のラスク
単に昔からラ・テールさんのファンだというだけですが。
三宿に本店を構えるラ・テールさん。
ずーっと昔から好きで、生菓子も最高です。
ちなみにチョコラスクもありますよ。
というわけで。
3年とちょっとお世話になった会社をあとにしました。